【米国経済指標】PCEデフレーターは予想通りだったけど。。。。
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ニューヨーク外国為替市場概況・29日 ドル円、小反落
29日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小反落。終値は151.35円と前営業日NY終値(151.38円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。米商務省が発表した2月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)は前年比2.5%、変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターは前年比2.8%と市場予想通りの結果となった。ただ、3月中旬に発表された2月米消費者物価指数(CPI)や2月米卸売物価指数(PPI)が予想より強い内容だったことから、米連邦準備理事会(FRB)が重視する米PCEデフレーターの上振れを警戒する向きは多く、結果公表後はドル売りで反応。23時30分前に一時151.18円と日通し安値を付ける場面があった。
もっとも、前日の安値151.15円や27日の安値151.03円が目先サポートとして働くとじりじりと下値を切り上げる展開に。パウエルFRB議長がサンフランシスコ連銀で開催されたイベントで「本日のPCEデフレーターは我々の予想とほぼ一致した」としながらも、「利下げを急ぐ必要はない」との考えを改めて強調したことも相場を下支えした。
(ザイFX)
29日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小反落。終値は151.35円と前営業日NY終値(151.38円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。米商務省が発表した2月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)は前年比2.5%、変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターは前年比2.8%と市場予想通りの結果となった。ただ、3月中旬に発表された2月米消費者物価指数(CPI)や2月米卸売物価指数(PPI)が予想より強い内容だったことから、米連邦準備理事会(FRB)が重視する米PCEデフレーターの上振れを警戒する向きは多く、結果公表後はドル売りで反応。23時30分前に一時151.18円と日通し安値を付ける場面があった。
もっとも、前日の安値151.15円や27日の安値151.03円が目先サポートとして働くとじりじりと下値を切り上げる展開に。パウエルFRB議長がサンフランシスコ連銀で開催されたイベントで「本日のPCEデフレーターは我々の予想とほぼ一致した」としながらも、「利下げを急ぐ必要はない」との考えを改めて強調したことも相場を下支えした。
(ザイFX)
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